仕事だけでなく個人的なことも含めて,
日々のできごとや雑感をとりとめもなく綴ることにしました。


苦手なことこそ
ナンモリ通信 2019.04.01 号   writer:森杉

突然ですが,みなさま,苦手なことはありますか?

私には苦手なことがいくつもありますが,とりわけ苦手なのは,運動です。
体育会のかけっこではいつも最下位。体力テストではいつも最低点。球技大会では知恵をしぼった挙句,「審判役を買って出る」という裏技(!)で,なんとか運動から逃げおおせていました。

そんな,体を動かすこと自体がすこぶる苦手な私ですが,あるとき気分転換に自宅の近所をちょっと散歩してみたら,とっても心地よかったのです。深呼吸し,景色をゆったりと眺め,足音に耳をすませながら歩くことで,気持ちが落ち着きます。

そのウォーキングが,やがてジョギングに変わり,距離も2km,4kmと次第に延びてゆき,最近では,勇気を出してフルマラソンに挑戦するまでになりました。この私が運動している(しかも,楽しんでやっている!)だなんて,はじめた本人がいちばんびっくりしています。

「苦手なことこそ,やってみよう」の気持ちでのんびり続けていきながら,これからも日々新たなことに向かい合っていけるといいなと考えています。今後ともご指導のほど,よろしくお願いいたします。

ナンモリ通信ということで,南森町近辺のウォーキング(ジョギング)スポットを挙げておきますね。

  • 中之島公園
  • 扇町公園

それから,今年の夏には,「大阪城公園ナイトラン」というイベントに参加してみたいなと考えています。大阪城公園は南森町(西天満)から近いですし,このランニングイベントは金曜夜の開催で,距離も5km,10km,10kmリレーといろいろ選べます。

これまで大会に出たことがなくても,試しに走りはじめてみるにはちょうどよい機会だと思いますが,この記事をご覧くださっているみなさま,いかがでしょう? やってみようかな,と少しでも思われた方はぜひ,どなたでも,気軽にお声かけください。一緒に走れたら嬉しいです。

新元号が発表されましたね。自然が豊かに詠みこまれた数多くの歌からなる万葉集から採られた「令和」。どうか,よい日々となりますように。

(森杉)


2018年ノーベル物理学賞
ナンモリ通信 2019.03.26 号   writer:別所

本文とはまったく関係が無いのですが,22日から2泊3日で台湾に行きました。
初めての海外旅行,13年ぶりの飛行機,しかも現地集合ということでかなり緊張しました。
移動だけでヘロヘロになりつつも,台湾では友達のコーディネイトもあって,めちゃくちゃ楽しかったです。
故宮博物院や台北101などの観光名所を巡ったり,美味しい食べ物を食べたり。大満足でした。
日本語も割と通じる(単語レベルで)ので,あまり不自由を感じませんでした。
台湾に到着したときにはビクビクしていたのですが,帰りの免税店では普通に店員さんに質問してました。慣れって大事ですね。
台湾でとっても役に立ったのがウーバーという配車アプリです。海外に行かれる際はチェックしてみてください。

前置きが長くなりましたが,今回は2018年のノーベル物理学賞について書きたいと思います。
2018年のノーベル物理学賞は,「光ピンセット」の発明でアーサー・アシュキンが,パルスレーザーの増幅法の開発でジェラール・ムルーとドナ・ストリックランドが受賞しました。
ストリックランドさんは物理学賞の歴史上で3人目の女性の受賞者です。
因みに初めて物理学賞を受賞した女性研究者はキュリー夫人です。
今回は「光ピンセット」について解説したいと思います。

光ピンセットは光を使って小さな物質をピンセットでつまむようにして動かす技術です。
凸レンズを使うと光を焦点に集めることができますが,物質をその焦点に固定できることを利用しています。
初めに光を当てたときの物質(光を通す球)の動きを考えて,それから焦点に固定できることを説明します。

下の図のように,球に左から光を当てると,光は屈折します。
(球は周りよりも屈折率が大きいとします。)
上下の動きだけ見ると,光は下に折れ曲がっています。
このとき,球は反動で上向きに動きます。
イメージ的には,手で物を押すと反動を受けて反対向きに力を受けるような感じです。
(専門用語でいうと,光子と球の運動量の和が保存しています。)


球の下側に光が当たったときは,光が上に折れ曲がって,球は反動で下向きに動きます。


光が強くなると,その分,球が受ける力は強くなります。
下の図のように,上側が強くて下にいくほど弱くなるレーザーの中に球を置くと,上で考えたことから,球は上向きに強い力を,下向きに弱い力を受けて,その結果,上に動きます。


次に,上から弱→強→弱と強度が変わるレーザーの中に球を置くことを考えます。
レーザーが強い部分より下側に球があるときは,上で見たように球は上向きに動きます。
逆に,レーザーが強い部分より上側に球があるときは,上と同様に考えると,球が下向きに動くことが分かります。
これらのことから,球はレーザーの強度が強い部分に向かって動くことが分かります。
球はレーザーの強い部分に留まり,もし上下どちらかに動いても元に戻るように力がはたらきます。
(専門用語でいうと,安定平衡です。)


この結果は90度回転しても同じです。
レーザーを上向きにしたとき,球はレーザーの強度が強い部分に留まり,左右のどちらかに動いてもレーザーが強い部分に戻るように力を受けます。

これでレーザーの向きに垂直な方向の運動が分かりました。
このことを理解するために用いたのは,光が折れ曲がるのとは逆向きに球が力を受けることと,その力はレーザーの強度が強いほど強くなるということでした。


次に,上の図のような形のレーザーを考えます。
これは凸レンズで集光されたビームです。
左右方向はレーザーの強弱から,真ん中(レーザーが強い部分)に向かって球が動きます。
上下方向は,球が焦点より下側にあるか上側にあるかで光の入射の仕方が変わるので,分けて考えます。
球が焦点より下側にあるときは左下の図のように光が屈折するので,球は上向きに力を受けます。
逆に,球が焦点より上側にあるときは右下の図のように光が屈折するので,球は下向きに力を受けます。
そのため,球は焦点に向かって動き,固定されます。
焦点から位置がズレても,焦点に向かうように力を受けます。
(このときも安定平衡です。)


球は焦点の位置に固定されるので,焦点の位置を変えることで球をピンセットで扱うように動かすことができます。
これが「光ピンセット」の原理です。
ここでは球で説明しましたが,実際に光ピンセットで扱うものは細胞などの球ではない,非常に軽いものになります。
(光から受ける力は弱いので,重いものでは重力を支えられません。)

かなり長くなってしまったので,パルスレーザーの開発は(専門用語を使いつつ)サラッとだけ書いておきます。
レーザーの強度は振幅で決まるのですが,強度が強すぎると機械が耐えられません。
そこで,いったん波長を伸ばしてレーザーを弱めてから振幅を大きくして,最後に波長を短くするという増幅法が開発されました。
これが物理学賞を受賞したパルスレーザーの増幅法です。

「光ピンセット」の方は物理に馴染みが無い方でもイメージが伝わればと思い,書いてみました。
そのため,記述が不正確な部分があるかもしれません。また,図のクオリティもいまいちです。すみません。
「なんとなく分かったような気がする」と思っていただければ嬉しいです。

(別所)


第70回日本酒部活動報告
ナンモリ通信 2019.03.20 号   writer:別所

暖かくなったり寒くなったりで,三寒四温の春らしい気候ですね。
梅雨時よりも雨が降っているような気がします。
先日,いつも持っている折り畳み傘を忘れたときに雨が降ってしまい,コンビニで傘を買いました。
「ぐぬぬ」となりました。

3月の日本酒部は会社近くの「割烹・雑炊 大美」というお店に行きました。
暖かくなる前にお鍋が食べたいという話があり,そこで牡丹鍋を食べに行こうということになりました。

お刺身の後に,早速イノシシ肉とお野菜が出てきました。なんだか盛り付けが美しいです。
味噌ベースのお出汁にお肉と野菜を投入して,炊くのを待った後,我先にと食べ始めました。
脂が多めですが全然しつこくなく,とても美味しかったです。
特にじっくり煮込んだ方が美味しかったです。お野菜も良い感じに仕上がって,これまた美味でした。



締めは雑炊だったのですが,お鍋にご飯を入れるのではなく,別で作っていただいたものでした。
このお鍋ももったいないなぁということで,うどんを注文して食べました。
お鍋は締めまでが楽しいですよね。雑炊もうどんもとても美味しかったです。



美味しいものが食べられて,満足感いっぱいでした。

今週末はまた冷えるらしいですね。早く暖かくなって欲しいものです。
寒暖の差が激しくなっていますが,体調にお気を付けください。

(別所)



ナンモリ通信 バックナンバー