ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか。
今回は,新潟の辺りにちょっと行ってきました。
そのときのことを,かいつまんで取り上げようかと思います。
去る4月27日,えちごトキめき鉄道のリゾート列車,えちごトキめきリゾート雪月花に乗ってきました。
雪月花には,上越妙高(じょうえつみょうこう)駅発,糸魚川(いといがわ)駅着のコースと糸魚川駅発・上越妙高駅着の2つのコースがあります。
今回は糸魚川駅発のコースに乗ってきました。
糸魚川駅の在来線のホームで待っていると,雪月花が入線してきました。
雪月花の外観は,こんな感じです。
この日はかなり寒かったです。
13:30過ぎというのに10℃もありませんでした。
車内はこのようになっています。
ここに載せたのは,1号車の車内の写真です。
1号車の車内の写真は撮っていたのですが,2号車の車内の写真は取り忘れていました。
2号車の車内が気になる方は,実際に乗って確かめてください。
雪月花では料理が用意されています。
糸魚川駅発のコースでは和食でした。
なお,上越妙高駅発のコースではフレンチらしいです。
列車が動き始めます。
糸魚川から直江津(なおえつ)までの間は,海岸沿いに進み,トンネルの出入りを繰り返します。
日本海を臨みながら進みますが,海は荒れ川は濁り,この日は春というより完全に冬の空でした。
糸魚川を出発してからしばらくして,筒石(つついし)駅に着きます。
筒石駅でしばし停車します。
筒石駅のホームはトンネルの中に設置され,地上へ出るのに長い階段を上る必要があります。
本当は階段を上って駅舎を見たかったのですが,停車時間が短いため断念しました。
筒石駅の駅舎を見るのは,また別の機会とします。
直江津からは向きを変え,山に向かって走ります。
残雪の残る山々が見えるはずですが,雨が降り山には雲がかかり,景色は今一つでした。
しばらくして,二本木(にほんぎ)駅に着きます。
二本木駅は,スイッチバック駅として知られている駅です。
詳しい説明は省きますが,険しい斜面を上るために,ジグザグに折り返す線路のことをスイッチバックといい,二本木駅はその途中に設けられた駅となります。
ホームの端から続く線路を見ますと,急斜面を切り拓いて駅を建てたことがわかります。
山の中を進んでいき,妙高高原(みょうこうこうげん)駅に着きます。
線路は続きますが,えちごトキめき鉄道の路線はここまでで,ここより南は,しなの鉄道の路線になります。
右側が雪月花,左側がしなの鉄道の車両になります。
妙高高原駅では,わすかに雪混じりの雨が降っていました。
雪月花はここで折り返し,来た線路を戻ります。
終着駅までの残り時間を,名残惜し気に過ごしました。
今回の旅は雪月花に乗ることがメインとしていました。
雪月花を十分に堪能してきました。
翌日の4月28日には,主にJR東日本の中を走る観光列車,越乃Shu*Kura(こしのしゅくら)に乗ってきました。
上越妙高駅から乗り込みます。
昨日とは打って変わって晴れ,山が綺麗に映えていました。
少し目を離した隙に入線していました。
越乃Shu*Kuraは新潟県内を走っている快速扱いの列車で,行先によって快速名が異なっています。
上越妙高と十日町(とおかまち)の間を走っているのが通常の越乃Shu*Kuraで,これ以外に,上越妙高と新潟(にいがた)の間を走っているのが柳都Shu*Kura(りゅうとしゅくら),上越妙高と越後湯沢(えちごゆざわ)の間を走っているのがゆざわShu*Kura(ゆざわしゅくら)となります。
今回は新潟行きのため,電光掲示板の表示をよく見ると柳都Shu*Kuraになっています。
車内(3号車)はこんな感じです。
こちらは車内の販売のメニューになります。
薄々感づいている方もおられるでしょうが,越乃Shu*Kuraは,日本酒がテーマの列車となっています。
2号車には,立ち飲みカウンターと販売カウンターがあります。
立ち飲みカウンターと販売カウンターの間には少しスペースがあり,ここで地酒の試飲やジャズの生演奏が行われたりします。
飲み比べセットをとりあえず購入。
流れゆく車窓もつまみにしつつ飲みます。
青海川(おうみがわ)に到着します。
ここは海のすぐ近くにある駅になります。
青海川駅を出発し,再び車内で過ごします。
地酒の試飲が始まります。
飲んできました。
その後も酒と車窓を楽しんできました。
この日はさらに上越新幹線を走っている現美新幹線に乗るつもりでしたが,この日に限り上越新幹線で停電が起きました。
現美新幹線は全便運休となり,乗車を諦めざるを得ませんでした。
この後も各地を巡ったのですが,カメラが故障しました。
神社で賽銭が賽銭箱にはじき返された直後に故障したのですが,このこととカメラの故障はたぶん無関係でしょう。
そういったトラブルも含めて,いい思い出となりました。
(越田)
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