仕事だけでなく個人的なことも含めて，
日々のできごとや雑感をとりとめもなく綴ることにしました。

暑い日が続きますが，みなさまいかがお過ごしでしょうか。
受験の天王山と言われる夏休み，私たちの関わった本は手助けになっているのでしょうか。
これから出版される受験本もありますので，それらの本も手に取ってもらえると嬉しいです。

さて，タイトルの「カエサルの臨終の一息」ですが，これは先日NHKで再放送していた
「宇宙白熱教室」で聞いた話で「我々はカエサルの臨終の一息を吸っている」という話です。
正確に言うと，カエサルが死ぬ間際に吐いた息に含まれている空気の微粒子を吸っている，
ということが証明できます。

これをできるだけ基礎的な知識と物理特有のオーダー評価で示してみます。
物理学者，とりわけ宇宙物理学者は有効数字１桁で計算をします。
それで合っていたら，説明できたと満足します。数学屋さんには変に見えるらしいですが。

まず，地球の大気に含まれるカエサルの臨終の一息の割合を求めます。
地球の赤道の長さは4万km，4×10⁹cmなので，
地球の半径は2πで割って，大体7×10⁸cmです。
したがって，地球の表面積は，4π×(7×10⁸)²〜6×10¹⁸cm²です。
(〜は≒と同じ意味です。≒よりも誤差が大きいときに使います。)

地球の大気の体積は，地球の表面積に高さ(大体1km=10⁵cm)をかければよくて，
6×10¹⁸cm²×10⁵cm〜6×10²³cm³です。
私たちが一息で吸う空気が1L=10³cm³だとすると，地球の大気に含まれる空気における割合は，
(10³cm³)÷(6×10²³cm³)〜2×10^-21です。

次に，カエサルの臨終の一息に含まれていた空気の微粒子の数を計算します。
カエサルの臨終の一息の体積を1Lと仮定すると，1mol，0℃，1気圧の気体の体積は大体
20L=2×10⁴cm³なので，大体
1L÷(20L/mol)〜5×10^-2mol〜3×10²²個です。
ここで，1molの気体に含まれる粒子の数が6×10²³個であることを使いました。

最後に，私たちが吸う1Lの中に含まれている，カエサルの臨終の一息に含まれていた空気の微粒子の数を計算すると，
2×10^-21×3×10²²個〜6×10¹個になります。
つまり，私たちはカエサルと同じ空気を吸っていることになります。

これが成り立つには，カエサルの臨終の一息に含まれていた空気の微粒子が十分に均一に
地球の大気に混ざっている必要がありますが，大体Okだと思われますし，結果は面白いです。
カエサルに限らず，偉人たち，ナポレオンやニュートン，豊臣秀吉の息も吸ってます。
この話を紹介していた宇宙物理学者は研究がうまくいかないときに
「アインシュタインと同じ空気を吸っている」と思ってやる気を出すそうです。

今回の記事は筋道だけ覚えていて自分で計算し直したので，
テレビでの結果とは違うかもしれませんが，大体あっていると思います。
このように紙と鉛筆だけですぐ計算できるようなもので面白い結果が得られると
理系特有の快感を覚えますね。

それでは，まだまだ暑さも続きますが，お体に気をつけて下さい。

（別所）

まだまだ暑い日が続きますね。
みなさん夏バテなどされてないですか？

2015年7月の日本酒部活動報告をいたします。
今回は、会社のすぐ近くにある「妻味」という居酒屋さんに行ってきました〜◎
路地裏にあり、少し分かりにくいところにありますが、中は広々。
座席もゆったりで、まったりとくつろぐことができました(^^)/

お魚料理はどれも新鮮で、すごく美味しかったです(^^)v

ベビーホタテの唐揚げや、だし汁のよく効いたそうめんもこの時期にはピッタリ！
美味しくいただくことができました☆

来月はビアガーデン♪晴れるといいですね。
今から楽しみにしてまぁ〜す(^^)/

（阿部）

遅くなりましたが，2015年6月の日本酒部の活動報告をいたします。

会場は，中崎町の「梅田日本酒バルEVISU(エビス)」でした。
以前，サンテレビの「カツヤマサヒコshow」という番組で紹介されていたお店で，美味しそうだったのを覚えていたので，期待しながら参加しました・

今回は90分飲み放題のコースをいただきました。
日本酒は30種類くらいの銘柄から好きなものを選べます．名前は知っているけど飲んだことは一度もない銘柄のお酒がいくつもあって，嬉しかったです。

テーブルの上で，バーナーで炙った鯖がおいしかったです。

他の料理もお店のかたがいろいろと持ってきてくださいました。

日本酒だけでなく，琥珀エビス（ビール）もおいしかったです。
仕事帰りにカウンターで飲むのにもいいお店だと思いました．

（後藤）