仕事だけでなく個人的なことも含めて,
日々のできごとや雑感をとりとめもなく綴ることにしました。

第22回 日本酒部活動報告
ナンモリ通信 2014.12.19 号   writer:吉田

11/28(金)の部活動報告です。
今回は北新地に程近いドイツ料理店で行いました。
ソーセージや唐揚げなど,お酒が進む料理がずらり。ドイツ気分を堪能できました。
「もっと食べたい!」という声があり,二次会はお初天神通りにあるラーメン屋へ。麺類は体があたたまっていいですね。
12月は,年内の最終日にカニの予定。羽目を外さないよう気をつけます(苦笑)。

(吉田)





第21回 日本酒部活動報告
ナンモリ通信 2014.10.31 号   writer:越田

秋風が吹きわたり,常温のお酒がおいしく感じられる季節となりました。
今回は淀屋橋のベトナム料理のお店のRIVE GAUCHEで活動を行いました。
こちらのお店は後藤さんの紹介で,建物は文化財に指定されているそうです。
ベトナム料理という事で,生春巻をはじめとした色々な料理が出てきました。
割と酸味の利いたものもあり,東南アジアらしさが出ていた味付けでした。




ベトナムの焼酎をいくらか味わいました。
ネップモイという焼酎は,ナッツ系の香りがして,飲みやすい感じでした。
ルアモイという焼酎は,40度あったせいか,なかなか来ました。


お酒の締めにフォーが出てきました。
デザートのアイスも付いていました。


今回も部員の皆と一緒にお酒を楽しみました。
エスニック系のお店もよいものです。
次回は11月中の活動を予定しております。




(越田)



宇宙とクイズとノーベル賞
ナンモリ通信 2014.10.09 号   writer:別所

肌寒くなってきましたが,いかがお過ごしでしょうか。
10月にもなるのに台風が連続して来ていますね。
京都のローカルニュースを見ていると,午後から登校となった学校があるらしく,
「脱ゆとり」を感じました(1日休みにすればいいのにと思いました)。

<「宇宙」の意味>
私は,四月社に入る前に宇宙物理学というものを学んでいたのですが,
「宇宙」という言葉は,実は意味深い言葉なのです。

「宇」は「時間」という意味で,「宙」は「空間」という意味です。
「時間と空間があるところ=宇宙」ということになります。
「宇宙」と聞くと,広大な宇宙空間に星や銀河があるというような
空間の広がりをイメージしますが,時間という概念も含まれています。

因みに,宇宙物理学では「時空」という言葉もあります。
「時間+空間=時空」です。
宇宙全体や特定の空間などのモデルの名前に使われます。

<不思議な気持ちになるクイズ>
クイズです。
地球の赤道に沿ってロープを這わせました。このロープに別のロープをつけ足して,
地球から1m浮かせたいとき,つけ足すロープの長さは何mでしょうか。

答えは,約6mです。
地球の半径をR(m)とすると,つけ足すロープの長さは
 2π(R+1)−2πR=2π≒6(m) となります。
これを知ったときは,「たった6m!?ホンマに!?」という気持ちになりました。
でも数字は嘘をつかないので事実なんだなと思うと,不思議な気持ちになりました。

<ノーベル物理学賞>
ノーベル賞の時期がやってきました。
昨年はヒッグス粒子に対してノーベル物理学賞が与えられました。
ヒッグス粒子について少し説明を書いたりしました。

そして,今年は日本人3人に対してノーベル物理学賞が授与されました。
(中村修二さんは今はアメリカ国籍のようですが。)
授賞理由は青色発光ダイオードです。

発光ダイオードは,原子の電子が高いエネルギーの位置から低いエネルギーの位置に
移動するときに2つの位置のエネルギーの差の分を光として放出することで光っています。
豆電球はフィラメントを熱くして光らせているので,熱の分だけエネルギーがロスしますが,
発光ダイオードは熱運動をともなわないのでロスが少なく,効率的です。


青色発光ダイオードは,光の3原色では最後の色です(赤や緑は実用化されていました)。
何色で光るのかは,上記のエネルギーの差で決まります。
エネルギーが大きいほど青く,エネルギーが小さいほど赤く光ります。
エネルギーの差は物質によって決まっているので,青色を出す物質を探す必要がありました。
その候補となったのが,セレン化亜鉛と窒化ガリウムという物質でした。

窒化ガリウムは結晶が作るのが難しく,セレン化亜鉛で青色発光ダイオードを作ろうとしましたが,
セレン化亜鉛で作った青色発光ダイオードは短寿命でした。
窒化ガリウムで作るしかないのかという時に,今回の受賞者である赤崎勇さんと天野浩さんが
窒化ガリウムの結晶を作る技術を開発しました。
そしてその後,中村修二さんが量産化の足掛かりを作りました。

青色発光ダイオードが実用化され,光の3原色が揃いました。
これによって,ダイオードを使ったディスプレイが誕生し,様々なところで使われています。

詳しいように書いてますが,実は受賞発表の後に電車の中でWikipediaを見たのです(^ ^;
今のテレビやノートパソコン,携帯電話が薄型なのも,この青色発光ダイオードの実用化が
あってこそなのだと思うと,すごいことだなと思いました。

さて,長文失礼いたしました。
これからますます気温が下がり,過ごしにくい日が増えてきますが,
お体に気を付けてお過ごしください。

(別所)