最近はパソコンでの作業がほとんどになり,あまり「字」を書かなくなりましたが,たまにメモを書いたりするときに,漢字が思い出せなくなることはないでしょうか。
最近私も物忘れがひどくなったので,書くことを意識して増やしているのですが,書きやすい,書きにくい,お気に入りのペンが皆さんにもあるかと思います。
今回はちょっと趣向を変えて,私が使用している筆記具について書いてみたいと思います。
シャープペン(定番)
左から
●三菱 クルトガ
芯が自動的に回転し,常に芯がとがった状態で書けます。ですのでザラッとした感触です。シャープペン自体のバランスもとても良いと思います。バリエーションも豊富で,コンビニでもよく見かけますね。
●ぺんてる GRAPH 1000 シリーズ
定番中の定番でしょうか。社内でも何人か使ってるのを見かけます。重量バランスも良く,とても軽いので長時間使っても疲れません。
●ラミー サファリ
最近雑誌等に取り上げられて人気がありますね。名前も見た目もヘビーデューティーな感じがしますが,グリップ部分が三角形になっていたり,意外と繊細な書き味です。
●プラチナ オ・レーヌ
クッション機能があり,芯が折れにくくなっています。筆圧の高い人にお勧めです。筆記途中に露出芯が無くなった時に,先端を押し付けると芯が出てきます。
シャープペン(製図用)
●ロットリング
品番にもよりますが重いです。ほんとに重いです。重さで筆圧がかかります。でも馴れてしまうと柔らかめの芯との組み合わせで,独特な書き味になって面白いです。
●ステッドラー
定規を使って線を書くときはこれの0.3mmをよく使います。精密・正確って感じがします。
●ファーバーカステル
製図用でもファーバーカステルの製品の多くは,普通に文字を書くのにもバランスが良いのが多いですね。手にしっくりなじみます。
シャープペン(番外)
●メタフィス ローカス
見るからにデザイン重視な形ですが,意外と書きやすいです。かなり重量があって重量配分も下のほうにあり,ロットリング同様重さで筆圧をかけながら書く感じです。
●TOMBOW Zoom707
これもデザイン重視ですが,ちょっと細すぎます。グリップ部分は少し厚くなっていますが,それでも細いですし軽すぎます。でも面白い形ですね。
●PILOT 2020 ROCKY
だいぶくたびれてますが,学生時代から使ってます。振って芯を出すタイプの走りでしょうか。2020は「振れ振れ」って読むんですね。もう馴れましたが,上の方に重心があって長時間書くと疲れます。
●ぺんてる GRAPHPENCIL
若干のデザイン変更はあったみたいですが,もう40年以上販売されています。とても書きやすく軸の太さ,重さ,バランスが一番の好みです。
ボールペン
●カランダッシュ 849シリーズ
ちょっとレトロな雰囲気ですが,書き味は絶品です。昔ながらのボールタイプの芯ですが,ヌメッとしたゲルインクのような感触があります。限定品やカラーなど,バリエーション豊富です。
●ラミー ノト
見た感じはシンプルでいいのですが,インクの出が渋いです。ラミーの油性ボールペンのインクは書き出しがかすれますね。芯だけ替えようにも互換性がないのが残念です。
●パーカー ジョッター
これもレトロ風です。これぐらいの太さ・サイズが使いやすいですね。パーカーの替え芯はパーカータイプと言われるぐらい互換性が豊富なので,組み合せが楽しめます。
マルチペン
●三菱 ジェットストリーム
ボールペンのサラサラな書き味で一世を風靡しましたね。これを使うと他のボールペンは使えなくなります。もうこれ1本だけっていう人も多いのではないでしょうか。ただ,個人的にこれは太すぎます。
●ZEBRA シャーボ
シャーペン+ボールペンの元祖ですね。好きな芯の色やシャープペンを好みで組み替えできます。プラスチックではないので,ガタはなくしっかりした作りではありますが,コストパフォーマンスは悪いです。
●ロットリング トリオペン
ボールペンのインクの出が渋いです。芯だけ別メーカーのものに取り替えるといい感じになりました。ロットリングらしく重いです。マルチペンはどうしても構造上太くなりがちですが,もう少し細ければ使いやすいんですが?。
いかがでしたでしょうか。また機会がありましたら第2回もやってみたいと思います。
(上田)
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